■入会審査の心境は---(審査側として)理事会が開かれました。
月に1回のペースだったかと思います。
今回はロボットの業者の入会審査が議題にありました。
書類からロボットの業者とわかりました。
ロボットにどういう薬剤を使用しているとは記載がありませんでしたが、ロボット業者の本部のパンフレットと同じ装置でした。
私は発言いたしました。
これは例のロボットです。厚生省に私が伺ったところ、2点の問題がでてきました。
1つは薬剤の販売業者はどこかという点。
1つは実演してもらい指導が必要と思われるやり方ということです。
前提は自殺行為を土台にしているということです。
私は板を使用するタイプではないことも説明し、用法・用量の記載のない、危険なやり方と説明いたしました。
当時の理事会に出席していた理事の意見は大体、次のようなものでした。
1.協会は門戸を広くしていて、問題のある業者も受け入れる立場です。
2.問題のある業者には会員として教育・指導をするのが協会の仕事でもあります。
3.用法・用量は我々でも厳密に守っていません。この業者を責めるならば、我々自身の首を絞めるのと一緒です。
私は反論いたしました。
1・2.一般の方は協会、それも(社)の協会ということで、信頼を持っています。あそこの会員なのだから安心できると。もしそうではなくて、会員でも問題のある会員がいますと知ったら、信頼はどうなりますか。
むしろ問題のある業者は会員になれないとした方がスッキリするではありませんか。
3.我々でも用法・用量は厳密に守っていないということですが、それは各々の会社でのことです。ここは理事会で入会審査をしているのです。各々の会社を審査しているのではありません。
このロボットの業者についてだけ、判断して、審査をすればいいのです。
理事の立場としては、ロボットをどう判断するか、危険な自殺行為と判断するかが今、問われているのです。
次のようなやり取りがありました。
「協会として、このやり方がダメとしてやめさせる権限はありません。」
「実際に危険な方法をする業者があると知った段階で、審査以前に、協会として、これは危険なやり方と忠告することは出来ないのですか?」
理事会が終わりに近づき、結果はこうなりました。
或る理事にこの問題を一存する---と。
私が協会に入会したいと思い、審査の結果を待つ心境は受験生が合否を待つ心境と書いてきました。
立場が代わり審査する側になり、何度も審査をしてきました。
しかし今回の審査において「一存」の内容を知ると、審査とはこういうものだったのかと思いました。
入会審査の心境は---(審査側として)理事の心構えで判断することでした。【補足】
10年ほど前のことで、現在の協会は殺虫剤の使用を守るように指導しています。
用法・用量を厳密に守っていないについては、その後の飲み会で話し合いました。
この内容は次回に。
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