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ペスコン

Author:ペスコン
印度菩提樹の木の下で仏陀は悟ったといいます。

“縁”で駆除された生命を供養し、根から吸収され、頭上に広がる緑の葉として、新たに蘇るように祈ります。

菩提樹をロゴとして、『正しい道』をめざします。

PCO=PEST CONTROL OPERATOR

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3.ゴキブリ指数での捕獲器設置の根拠は? (10)

■死虫数管理から見えてきたこと(3)
独立してわかったことは前の会社は業界で有名であり、顧客となる方も有名なところでした。
しかし独立した私は無名でした。
私の知らない業者と競合いたしました。
前の会社とは競合したことはほとんどありませんでした。

同業者との競合には何があったでしょうか?

金額と施工回数がありました。
前の会社の金額と比べててかなり安くなっていました。
それとともに施工回数は年2回が多くありました。
このことを知ったのは後からでした。

ご紹介のお客様からスタートをしましたので、前の会社と同じ感覚で料金と回数を最初は設定していました。
お客様も紹介ということもあり、私の設定の仕方を受け入れてくださいました。
ところがお客様が増えてきますと、そのお客様からの紹介もありました。
世間一般の業界という立場から見ますと無名の業者(私の世間知らずのことですが)の設定がわかるようになりました。
ほとんどが年2回だったのです。

年2回の設定にあわせるしかありませんでした。
何故なら、「金額が初めにありき」だったからでした。
定期が年2回ですので、半年後となりました。
(年2回は食品衛生法が根拠になっていると思います。)

死虫数管理の経験を積み上げていきますと、半年後の次の定期ではダメなところがでてきました。
理論的にはどんな現場でも、徹底駆除でゼロにしたとなりますが、それでも現場によってはチャバネゴキブリの増加のスピードがあり、半年もあけられないのでした。
このことは徹底駆除の課題があり、どうしてゴキブリは減らないのかとなります。
その原因は---となります。

年2回の基本枠を作り、そのなかで半年もあけられないと判断できる施工を定期外施工と呼び、別料金の設定が必要になってきました。
定期外施工をいつしたらいいのかをお客様に説明しなければなりませんでした。
同じ現場で死虫数管理をいたしますと、積み上げたデータから説明ができるようになりました。
このことがPCOのゴキブリ駆除の管理(コントロール)ではないかと思いました。

死虫数管理から見えてきたこと---管理

【事例】
住居マンションの1階2階がテナントになっていました。
害虫駆除の依頼がビルメン様を介してありました。
下請けでしたので、施主様からの条件がありました。
乳剤散布をしてくださいとのことでした。
ぶっつけ本番で施工をすることになりました。

指定場所の確認を施主様と立会いの上でいたしました。
テナントには飲食店が3件入っていました。
3件ともチャバネゴキブリがかなり多く生息しているのを確認いたしました。

私は乳剤散布では減りませんと施主様に助言いたしました。
どうして乳剤散布なのかを施主様が説明してくれました。
今まで依頼していた業者が乳剤散布だったからというだけのことでした。
多分、予算がそうであったからだと思いました。

1つの飲食店のご主人がいいました。
「消毒してもゴキブリが減らないんだよな。」
施主様もうなずきました。
私はその場で施工方法を変更するようにご提案いたしました。
ベイト剤施工を説明し、チャバネゴキブリのいる3飲食店にだけ実施することになりました。

最初の私の計画が変わりました。
1.乳剤散布からベイト剤施工に切替えた。
2.そのために施工時間は当初の予定よりも長くなった。
3.金額のアップが生じたが、最初の料金のままにした。
4.ビルメン様に了解を得た。

この現場は年1回の施工でした。
次の年に施工をいたしました。
異常なしの状態でした。

施主様から話がありました。
「本当にいなくなるとは思わなかった。いつもの業者が来て、またやらせてくださいといってきたが断った。そうしたら“こんな作業は誰でもできる。”といって帰って行った。こんな言い方ってあるかい。」
この業者は動力で散布をしているとのことでした。
長年施工をして、チャバネゴキブリが相変わらずにいたのです。
これは「管理」をしているPCOではなく、誰でもできる仕事をしていたので、業者の言うとおりで正直な方と思いました。
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コメント

生物系ふたたび

生物系の私ですけど、他人様と話していると、事象の捉え方に違和感を感じる事がよくあります。
例えば、同じ理系でも機械屋さんは、生物が関与している対象でもメカで片をつけようとする傾向があり、商社マンや文系の方々はマニュアルの細分化や積み上げによる割り切りが過ぎる傾向があるようです。
モノを理解する方法論が異なると言うべきでしょうか。

虫さん相手のお仕事では、貴殿は当然ながら相手を生物として捉え、ご経験からの理論で推測し、またフィードバックしながら対処方法を構築されるのでしょうが、このあたりが素人さんには「同じものを見ていても」難しいのだと思います。

ご自分の経験と、そこから得た理論を武器に、誠実に仕事に向かわれる貴殿の姿勢は素晴らしいですね。

yokuya様
好意的なコメント、ありがたく受け止めさせていただきました。

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